パラスポーツ界のアイコンを目指す!鳥海連志選手ってどんな人?
日本で2人目のプロ車いすバスケットプレイヤーになった、鳥海連志(ちょうかい れんし)選手を紹介していきます。
鳥海選手は結婚している??
鳥海連志選手は、結婚していません。
彼女がいるかどうかについても調べましたが、情報がなく分かりませんでした。
鳥海連志選手はインスタグラムをやっており、度々赤ちゃんの写真があがっていますので、鳥海連志選手のお子さんではないかと疑われていたようです。しかし、その赤ちゃんは、お兄さんである大樹さんのお子さんのようです。
また、インスタグラムでハナさんという女性も度々登場しますが、鳥海連志選手の10歳年下の妹の芭奈さんです。鳥海連志選手はとても妹思いのお兄さんのようです。
しかし、鳥海連志選手は、24歳で「第50回ベストドレッサー賞」にも選ばれるイケメンスポーツ選手です。彼女がいてもおかしくないと思いますが、車いすバスケットボールに夢中で、彼女を作る暇がないのかもしれませんね。
鳥海選手の国籍は?家族構成はどうなっているの?
鳥海連志選手は端正な顔立ちからハーフではないかと囁かれておりますが、日本人で日本国籍の持ち主です。
鳥海連志選手の家族構成は、
- 父 隆一さん
- 母 由理江さん
- 兄 大樹さん
- 鳥海連志選手
- 妹 芭奈さん
の5人家族です。
お父さんとお母さんが日本人ですので、鳥海連志選手も日本人になります。
鳥海一家はバスケットボール一家で、お父さんとお兄さんはプロではありませんが、バスケットボールプレイヤーで、お母さんもバスケットボール部のマネージャーをやっていたそうです。
鳥海連志のプロフィール
鳥海連志選手は、長崎県出身の1999年2月2日(25歳)生まれで、生まれながらにして両手足に障害があり、3歳で両足を切断しています。
2024年現在、神奈川VANGAUARDSでプレーしている鳥海連志選手は、中学1年生のときに車いすバスケットボールに出会いました。
小学校のころには、サッカーや野球などのスポーツなどを楽しんだのですが、飽きやすい性格でどれも長く続かなかったが、車いすバスケットボールは、やればやるほどのめり込んでいったそうです。
友達と遊ぶことよりも、練習に通うことを選んだそうです。
鳥海連志選手はそんなこともあり、高校1年生のときには日本代表に初選出されるまでになります。2016年のリオパラリンピックの男子日本代表として当時最年少で選出もされています。
鳥海連志選手は前回2021年の東京パラリンピックでは、史上初の準優勝を果たし、銀メダル獲得に貢献しています。準優勝にもかかわらず、大会MVPにも輝きました。
そんな鳥海連志選手ですが、ずっと車いすバスケットボールに熱中できていたわけではありません。1度車いすバスケットボールへの情熱が冷めてしまったときがあったそうです。
それは2016年、高校3年生のときに出場したリオパラリンピック後のことでした。
5年間、必死に練習したのに世界とのレベルの違いを痛感し、鳥海連志選手は虚しさを感じてしまい、リオパラリンピックの後は、車いすバスケットボールから離れ、友達との時間を大切にして過ごしていたそうです。
しかし、2017年のU23世界選手権で選出されたチーム内で、鳥海連志選手は副キャプテンに任命されました。キャプテンは同じクラブチームにも所属している古澤拓也選手であり、クラブチームとU23日本代表でも一緒に上を目指すという状況が、鳥海連志選手の車いすバスケットボールへの情熱を高めていってくれたそうです。
「もし2017年のU23世界選手権がなくて、古澤拓也選手と同じクラブチームではなかったら、車いすバスケットボールを辞めていたかもしれない。」と鳥海連志選手は語っています。
鳥海連志選手がプレーする車いすバスケットボールの特徴は?
鳥海連志選手がプレーする車いすバスケットボールは一般のバスケットボールのルールとほぼ一緒です。
車いすバスケットボールと一般のバスケットボールとの違いは、トラベリング、ダブルドリブル、選手とチームの持ち点の3つです。
車いすを手でこぐことを「プッシュ」といいます。ボールを持ちながら3回プッシュするとトラベリングになります。
そして、車いすバスケットボールにダブルドリブルはありません。プッシュ2回以内で再度ドリブルすれば、何度でもドリブルできます。
車いすバスケットボールにおいて最も一般のバスケットボールの違いは、選手とチームの持ち点になります。体の動かせる範囲によって4段階にクラス分けされます。選手は障害によって最も重い1.0点〜最も軽い4.5点まで、0.5点刻みで点数を持ちます。そして、コートに出ている選手5人の合計点数は14.0点以内にしなければなりません。
これがチームの持ち点です。このルールによって、障害の軽い選手ばかりを試合に出すことはできないので障害の重い選手も軽い選手も平等に試合に出場できるようになっています。
鳥海連志選手の持ち点は、2.0ですが、スピードと素早いターンが持ち味で、車いすバスケットボール界の流川楓と言われています。車いすを軽快に操り、巧みなボール捌きを行う鳥海連志選手の活躍をぜひ1度観戦してみてください!
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