萩原紀佳のゴールボールとは?どんな選手?高校は?出身は?

パラリンピック

2024年パラリンピック出場のゴールボールの萩原紀佳選手。

ゴールボールという競技はご存知ですか?
そのゴールボールという種目で、日本女子のエースが萩原紀佳選手です!

萩原紀佳のゴルフボールとはどんなスポーツ?

ゴールボールとはどういったスポーツなのでしょうか。

ゴールボールとは、鈴の入ったボールを転がすように投げ、ゴールに入れて得点を競う球技です。選手は目隠しをつけて、完全に見えない状態で競技を行います。

ゴールボールは3対3のチーム戦で、コートの大きさは18m✖️9mで、6人制バレーボールのコートと同じ大きさで、左右にサッカーゴールのようなものが設置されます。中に鈴が2個入っているバスケットボールと同じ大きさのボールをバウンドさせて転がし、ゴールに入れば得点となります。

試合時間は前半、後半各12分の計24分と決まっています。野球のように先攻・後攻と決まっている訳ではなく、サッカーのようにボールを奪ったら攻撃が入れ替わるルールになっています。

守備側の3人はゴール前に寝そべり、全身でボールがゴールに入るのを防ぎます。その際ボールを弾くと次の攻撃にうつるのに時間がかかってしまうため、しっかりと止めることが必要になってきます。すべて音を頼りになてくるのです。そのため、試合会場は静かですが、静寂のなか激しい攻防が行われています。

攻撃側は、ボールを強く打ちつけバウンドさせることで鈴がなる回数を減らしたり、ボールに回転をかけ鈴の音をころし、ボールの位置を悟られないようにします。また、チームプレーとして、投げる人以外が足音をたてて、守備側の人間を撹乱させたりします。

見えないボールに反応する反射神経と、ボールを恐れない勇気が必要になるスポーツです。

萩原紀佳ってどんな選手?

萩原紀佳(はぎわら のりか)選手は、2001年3月3日生まれです。
「網膜芽細胞腫」という目の病気のため、右目の視力はなく、左目は0.06しかありません。
そんな萩原紀佳選手はあまりスポーツに関わってきませんでしたが、2017年高校生の頃に友人の誘いでゴールボールを始めると、メキメキと頭角を表し、2021年の東京パラリンピックに出場し、準々決勝と準決勝で9ゴールを決め、チーム全得点の80%以上をマークしました。

そして、萩原紀佳選手は大会通算得点ランキング2位の25得点を記録し、チームの銅メダル獲得に貢献しました。

銅メダルを獲得したときのインタビューで萩原紀佳選手は、ゴールボールへの思いを涙まじりに「ゴールボールに出会って、本当に欠かすことのできない存在になりました。ゴールボールがなければ悔しさや嬉しさ、そして、スポーツの素晴らしさを知ることはできなかったので本当に出会えてよかった。」と語っています。

ゴールボールというスポーツに関わった歴は2021年当時で5年と決して長いわけではなかったけれど、真剣に取り組んでいたのが伺えて、スポーツの良さを改めて認識させてくれるエピソードです。

萩原紀佳の高校は?出身は?

萩原紀佳選手は、埼玉県川口市出身です。
高校は埼玉県立特別支援学校塙保己一学園を卒業しており、もともと運動嫌いで、スポーツには縁がなかったのですが、高校の同級生で男子日本代表の佐野優人選手に誘われたのがきっかけでゴールボールに出会っています。
萩原紀佳選手自身も「運動嫌いな自分が日本代表になっているって、人生は面白い」と語っています。

チーム内ではゆっくり泳ぐイメージがある「マンボウ」という愛称で慕われている萩原紀佳選手のパリパラリンピックで残念ながら準々決勝敗退でした。今後に期待しています!萩原紀佳選手頑張ってください!

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