則本昂大(のりもと たかひろ)選手は滋賀県出身の右投げ投手。
楽天イーグルスで活躍する33歳。
そんな則本昂大選手の成績や年俸などについて調べました。
楽天の則本昂大の成績、選手歴は?
長年、楽天のエースとしてチームを支え続ける則本昂大選手。
則本昂大選手が楽天に入団したのは、2013年のシーズンからです。
前年度に行われたドラフト会議で楽天から2位指名受け、入団しました。
当時は、星野仙一監督がチームの指揮を取っていました。
皆さんもご存知の通り、絶対的エース「マー君」こと田中将大投手がチームを引っ張っていました楽天。
則本昂大選手は、オープン戦5試合に登板して防御率1.44と快調を飛ばし、WBCの影響で回避された田中将大投手に代わって開幕投手を務めました。
その試合には勝てなかったものの、その後は持ち味を出して15勝8敗ととんでもない記録を出し、球団初の日本一にも貢献しました。その功績が認められ、新人賞も受賞しました。
野球ファンの中では、この年の衝撃的な活躍をまだ記憶に新しく残っているはずです。
2年目からは、チームのエースとして毎年二桁勝利を収め、貢献し続けてきました。2015年には、第一回プレミア12の日本代表に選出され、自己最速の157キロを叩き出しながら、活躍しました。2017年WBCでも代表として出場しました。
力強い速球に切れ味抜群の変化球が則本選手の持ち味です。
最多奪三振にもリーグで5回とっており、あのダルビッシュ有選手や田中将大投手よりも多い回数となってます!
2024シーズンからは、監督からの要請を受けてクローザーに転向し、松井裕樹投手の穴を埋める活躍を見せていますね!
楽天の則本昂大の今シーズン(2024)年俸は?
則本昂大選手の2024年の年俸は前年度から現状維持の推定3億円となっております。
それに加えて、出来高払いです!
ちなみに2023年は、24試合に登板して8勝8敗と二桁勝利には届かなかったものの防御率は2.61を記録し、先発ローテーションは守り抜きました。
さらに、2年ぶりに規定投球回数に到達しました。規定投球回数は投手がタイトルを獲得するのに必要となる投球回数です。そのことも含めて現状維持という結果に至ったのかもしれません。
さらに、2024シーズンから投手キャプテンにも任命されています。楽天では、前年度に安楽選手によるパワハラが発覚して安楽選手は退団しています。
よって、今年はそのような事態を二度と招かないように、より一層責任が重いものになっています。
則本昂大選手は、会見で「30セーブ」を目標にすると発言しました。
シーズン序盤から失点0を続けていますのでこのペースでいけば目標は確実に達成すると思われます。
そうなると、出来高がプラスされ、来年シーズンはさらに年俸も上がってくるのでは?どこまでこの好調を維持し続けられるのか非常に楽しみなですね!
楽天の則本昂大の年俸推移は?
則本昂大選手の年俸推移をみてみると…
年 | 年俸 | 変動 |
2013年 | 1,200万円 | – |
2014年 | 6,000万円 | +4,800万円 |
2015年 | 1億2,000万円 | +6,000万円 |
2016年 | 1億5,000万円 | +3,000万円 |
2017年 | 2億円 | +5,000万円 |
2018年 | 2億5,000万円 | +5,000万円 |
2019年 | 2億5,000万円 | – |
2020年 | 3億円 | +5,000万円 |
2021年 | 3億円 | – |
2022年 | 3億円 | – |
2023年 | 3億円 | – |
則本昂大選手の年俸推移は、1年目は15勝や新人王などの文句なしの活躍を見せ、4800万円の増額しています。
2年目も14勝や最多奪三振の初タイトルを獲得する素晴らしい内容を見せ、3年目から早くも億の大台を超えています。球団からはオフに3年契約を提示されましたが、単年契約を希望しました。
2015年もタイトル獲得などもあり、3000万円増額しました。2016年オフには3年契約を結び、2億円でサインしています。
2017年は、リーグトップとなる8完投や4年連続となる最多奪三振を記録し、最も多い5000万円増額しました。
2018年も5年連続で最多奪三振を記録しましたが、初となる現状維持でサインしました。
2019年は、右肘の手術があって12試合の登板に止まりましたが国内FAと3年契約が切れる年でもあって5000万円の増額をしました。
それからは、現状維持の数字が続いていますが、2024年はクローザーに転換して1年目の年なので活躍次第では十分増額する可能性があります。
例年クローザーの価値は上がっています。クローザーが登場する際に、音楽や球場のライトなどを使って各球団特別な演出をしています!
それほどクローザーという存在は球団にとってもファンにとっても注目される存在となってきました。今年の成績と変動が楽しみですね!
則本昂大の7年契約とは?特例?
則本昂大選手は、2019年に特例となる7年契約で3億プラス出来高払いで球団と結んでいます。
7年契約となるとソフトバンクで活躍していた松中信彦さんが2006年に契約した以来となりました。
プロ野球界では松中さんらと並んで2番目に長い契約です。
当時、日本球界では筒香嘉智選手や山口俊さんなど沢山の日本人選手が海外への移籍を決めている中でありました。
当然、則本昂大選手も注目を集めていたのですが…プロ野球界で活躍をする決断となりました。
則本昂大選手は当時28歳、野球選手としては分岐点となる時期です。
メジャーの球団スカウトも期待を寄せていましたが、それでも日本に留まる決断に至ったのは手術と東京オリンピックの関係ではないかと言われています。
同年3月に、右肘手術を受けています。
メジャー挑戦となると日本より多少リスクが上がります。長い目で見て楽天でプレーすることを決断したと考えられます。
さらに、則本昂大選手は東京オリンピックに熱烈に興味を示していました。
例年、オリンピックにはシーズンの途中ということもあって日本人メジャーリーガーは出場できていません。2つの理由もありますが一番に東北や楽天への思いがあったのでしょう。
今シーズンの則本昂大選手の出来高も楽しみですね!
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