BMX選手である中村輪夢選手は、パリで開催されるオリンピックに出場します。
東京オリンピックより正式種目となったBMXフリースタイルパークで、日本選手がどんな活躍をするのか期待している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、中村輪夢選手について詳しく紹介していきます!パリオリンピックの予備知識として、ぜひ記事を最後まで読んでみてください。
中村輪夢はBMXでパリオリンピック出場!プロフィールは?
中村輪夢選手、名前「輪夢(りむ)」からも分かるように、BMXショップを経営する一家の元に誕生したのが、中村輪夢選手です。「りむ」は自転車の部品「リム」に由来しています。リムとはタイヤのゴムの部分ではなく金属の部分です。
中村輪夢選手は十代の頃から国内外の試合に出場し、小学校高学年の時には、全国大会のキッズクラスで優勝。
2021年には東京五輪に出場し、BMXフリースタイル男子パークで5位で入賞を果たしました。パリオリンピック出場が決まり、2大会連続でオリンピック代表に内定しています。
- 名前:中村輪夢(なかむらりむ)
- 生年月日:2002年2月9日 22歳
- 身長:170cm
- 体重:62kg
- デビュー:2013年
- 競技:BMXフリースタイル(パーク)
- オリンピック歴:東京五輪出場(2021年)
中村輪夢が出場するBMXとは?
BMX競技は、東京五輪から正式種目となった競技です。
BMXとは、「Bicycle Motocross」の略で、競技のための構造を持つ自転車を駆使し、レースやフリースタイルでスピードや技を競い合う競技です。
「レース」と「フリースタイル」の2種類に競技は分かれています。自転車によるぶつかり合いやジャンプなど激しいアクションの中、競技は進みます。
さらにフリースタイルでは、「フラットランド」、「ストリート」、「パーク」の3つに競技方式が分かれます。
平面で行われ、自転車に乗ったまま、地面に足をつけないようにアクロバティックな技を披露する「フラットランド」。
道路や路地裏など街中の設備を利用して行う「ストリート」。
スケートボードにも使われる専用の施設の中でジャンプや回転を披露する「パーク」。全く違ったスタイルでBMX競技は行われます。中村選手がパリオリンピックで出場するのは「パーク」です。
中村輪夢の出身、中学、高校は?
中村輪夢選手は京都府京都市出身です。
小学校は、京都市立西京極西小学校に通い、高学年になる頃には、全国大会で優勝を果たす活躍を見せていました。現在でも京都を拠点に練習を続けているそうです。
その後、京都市立西京極中学校に進学しました。
中村輪夢選手は、中学生の時にBMXのプロに転向しています。さらにBMX競技のパーク、ストリート、フラットランドの全てにおいて優勝を飾ったのも中学生の時でした!
中村輪夢選手の高校は、通信制高校である京都つくば開成高校です。
高校生の時には、すでにプロとして活躍していたため、時間の融通のきく通信制の高校を選んだそうです。
中村輪夢の父は?家族は?
先ほども少し触れましたが、中村輪夢選手の父(中村辰司さん)は京都市でBMXショップを営んでいるそうです。
お父さんもBMXをやっていたようですが、当時はオリンピック競技ではないだけでなく、競技者として活躍している人は日本にはほとんどいなかったようです。
そのため、中村輪夢選手のお父さんは、街中でBMXを行い、動画撮影などを行っていたということです。
中村輪夢選手も、3才でBMXを始め、5才の頃には大会に出場していたということなので、お父さんに大きな影響を受けたことは間違いないでしょう。
兄弟がいるという情報は見つかりませんでした。一人っ子と思われます。
お父さんもお母さんもBMXをやっている中村選手を応援しているということです。
この記事では、BMX競技でパリオリンピックに出場する中村輪夢選手について詳しくまとめてみました。
幼い頃からBMX競技で活躍してきたこと、BMXに深く関わり合いのあった家族の元で育ったことなど、中村選手についてよく分かったかと思います。
パリオリンピックでも華々しい活躍を期待し、応援していきたいですね!
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